「JPBOT基礎講習(座学)」の重要性
【統計】
- 2019年 基礎講習無し:3名中、1名不合格
- 2020年 基礎講習受講されなかった方:1名中、1名不合格
- 2020年 基礎講習受講された方:5名中、5名合格
操縦士免許の取得試験に合格するのは、教本の一部を知っていれば合格できます。
しかし、JPBOT で合格するには、【最低でも事前に教本すべて】を知っていなければなりません。
例えば・・・
- 7つの遵守事項は暗記されてると思いますが、内、違反点数の「3点」はどの項目ですか?
- エンジン停止状態で、後方から追突され違反点数をとられることもある理由を法的根拠で答えられますか?
- 大型船舶と水上オートバイが行会いの場合の航法を説明できますか?
- 状況によっては水面で船が故障して違反点数の対象になる説明をできますか?
- 免許を持っていない者に操縦させてはならない時の3つ場合とは、どんな時ですか?
- ライフジャケットを着用しなくてはならない場合を4つの場合とは、どんな時ですか?
聞いてみました「基礎講習」を受講してのアンケート
Hさん【勤務先:公務員、2級免許取得歴:5年】
もし、基礎講習を受講していなかったら、
①2級免許受有者が知っているべき知識について講師の先生から質問された時、答えられなかったと思います。また、
②JPBOT の学科試験が実技試験より非常に難しかったですが、2 級免許受有者が基本的に知っているべき部分を筆記ですべて書けなかったと思います。
2級の教本を事前に読んでいましたが、個人で勉強ではダメだと思います。絶対に「JPBOT 基礎講習」は受講するべきです。受講していなかったら私は不合格になっていたと思います。
Yさん【2級免許取得歴:3年】
私は、JPBOTに一度不合格になりました。その後再試験の前にスクールさんがマンツーマンで「基礎講習」を行ってくださいました。そこで思ったことは
①2級免許取得の国家試験は、「2級の免許受有者が知っているべきこと」の一部を知っていれば、免許取得できてしまうけど、JPBOTで合格するには「2級の免許受有者が知っているべきこと」をすべて知らなければ合格はできないんだな、と感じました。
②例えば、免許取得の国家試験では4択でしたし、そこまで奥深い問題は出てきませんでした。例えば、免許取得の国家試験では、「遵守事項に含まれないのはどれですか?」という問題は出てきませんでしたが、JPBOT の試験では7つすべて筆記で書けないとダメでしたし、違反点数の話も出てきました。
実体験から「JPBOT(2日間)」はかなりハードルが高いと思います。群馬ボートライセンススクールの竹内先生がしてくださった「基礎講習」は今後必須講習にしたほうが良いかなと思います。
Hさん【勤務先:公務員、2級免許取得歴:1年】
2 級免許取得してからもう少しで1年ですが・・・・。
①2級の免許取得してすぐでしたが、「国家試験で必要な知識」と「JPBOT試験で必要な知識」は少し違うように感じました。
②「2級の教本を読んで勉強しておけば大丈夫」と思っていましたが、「基礎講習」では教本の説明が奥深かった(一例として見張りの定義や航法の理論)ので、「個人学習だけではダメだな。個人学習では奥深く理解できないな。」と思いました。
「基礎講習」を群馬ボートライセンススクールで受講したおかげで、4択ではない筆記試験の「JPBOT」試験もスムーズに合格できました。