BROP講習(Boat Rescue Operation Professional 講習)

BROP講習(ボートレスキューオペレーションプロフェッショナル)
12のプラン カテゴリー
A、IRB 総合(B+C) B、IRB動力船 C、ラフトボート D、水上バイク
コース Expert 開催中 開催中 開催中 開催中
Master
Specialist

⑴ 講習目的と講習内容

【使用する船舶】

IRB(膨張式救命ボート) 船外機25ps
総務省消防庁
津波・大規模風水害対策車両資機材採用モデル
船体:アキレス FRB-380 6人乗り
機関:トーハツ 船外機25ps

PWC(水上バイク) 3人乗り

【すべての講習】のエビデンスについてはお電話にてお問合せください。(TEL.0274-42-7819)
【すべてのIRB講習】は受講者が、
  ①「水難救助艇の操縦者」としてのスキルを身につけるためだけでなく、
  ②「共に同乗する隊員」の役割を理解し、彼らに船長として指示し、
   救助チームのレベルを向上させるための講習です。

【すべてのExpertコース】講習の内容は、
  ①遵守すべき法令、
  ②船を運用する者の基本的知識と運用方法(公務・レジャー・職業で使用する船乗りの常識)、
  ③公的運用をするプロフェッショナル、の3つを軸として講習しています。
   「①遵守すべき法令」の章では、公務運用する職員が知らずにやってしまっている法令違反を動画を交えながら説明しています。
   「②船乗りの常識」の章では、船乗りの常識とは正反対の運用を公務で運用する職員が知らずにやってしまっている例を説明しています。
   加えて、【ラフトボートレスキュー】の講習の場合は、無駄のないパドル漕方について理論とテクニカルについても触れます。
   「③公的運用をするプロフェッショナル」では、チーム運用の方法、乗船する隊員の分担任務、チーム連携、捜索と救助の章では、捜索の方法、要救助者へのアプローチ、キャッチ、ピックアップの方法にも触れます。

【すべてのMasterコース】講習の内容は、現在計画中です。「河川流水域(受講者によっては海上運用の要望有り)」
【すべてのSpecialistコース】講習の内容は、「荒天時・理論とエビデンス」を軸に現在計画中です。

⑵ 受講者の条件

【IRB総合・IRB動力船】
この講習の受講者の条件は、下記に通りです。
  ① 二級小型船舶操縦士免許保有者の知識があること。(心配な場合は事前にご相談ください)
  ② 二級もしくは湖川限定の免許保有者であること。(特に湖川限定の方の場合は、事前に個人学習必須です)

【水上バイク】
この講習の受講者の条件は、下記に通りです。
  ① 特殊小型船舶操縦士免許保有者の知識があること。(心配な場合は事前にご相談ください)
  ② 特殊小型操縦士免許の免許保有者であること。

⑶ 講習費用とカリキュラム 

①【IRB総合・IRB動力船の場合】

会場は群馬県藤岡市及び高崎市です。(出張の場合は、ご相談ください。)

 【①-A 行政機関コース(自己負担含む)】
2日間(8:00~16:00)計14h講習(7h×2日)
1名での申込:税別90000円、2名で申込:1人当り税別60000円、3名での申込:1人当り税別55000円、4名での申込:1人当り税別50000円

1日目8:00~12:0012:00~13:0013:00~15:0015:00~16:00
座学講習4h休憩座学講習2h筆記試験1h
2日目8:00~12:0012:00~13:0013:00~14:3014:30~15:3015:30~16:00
実技講習4h休憩実技講習 計1.5h実技試験1h実技講習 計0.5h

 【①-B 協定先消防本部や県消防学校で当スクールの座学講義(無償)を受講された方】
1日(8:00~16:00)計7h講習
1名での申込:税別80000円、2名で申込:1人当り税別52000円、3名での申込:1人当り税別49000円、4名での申込:1人当り税別46000円

1日目8:00~9:00(※1)9:00~9:309:00~12:0012:00~13:0013:00~14:3014:30~15:3015:30~16:00
確認筆記テスト1h移動30分実技講習 計2.5h休憩実技講習 計1.5h実技試験1h実技講習 計0.5h
※3 ①-Aの1日目が省略されたプランです。省略部分は座学講義(無償)の内容です。その知識をお持ちの方が実技講習受講できるとお考えください。

 【①-C 提携している研究会の会員の方を対象  (船舶安全運用・ボートレスキュー自主研究会)
5~8人1組(1人当り税別25000円)、1日コース(8:00~16:00)計7h

1日目8:00~9:00(※1)9:00~9:309:30~12:0012:00~13:0013:00~14:3014:30~15:3015:30~16:00
確認筆記テスト1h移動30分実技講習 計2.5h休憩実技講習 計1.5h実技試験1h実技講習 計0.5h
※1 ①-Aの1日目が省略されたプランです。省略部分は研究会で実施されます。一定知識をお持ちの方が実技講習受講できるとお考えください。

 【①-D 団体(消防本部・警察本部等)で実施する場合】
10~60人、1人当たり1.5~2日講習
ご相談ください。(人数・内容・実施水域により金額は異なります。)

②【IRBラフトボートの場合】

IRBラフトボートはこちらを参照

③【水上オートバイの場合】

会場は群馬県藤岡市及び高崎市です。(出張の場合は、ご相談ください。)

 【③-A 行政機関団体コース】
現在計画中

群馬ボートライセンススクールの講習・実技訓練の協定

多野藤岡広域消防本部 無償資機材貸出の災害協定に付随する、運用方法や訓練での無償指導
伊勢崎市消防本部  無償資機材貸出の災害協定に付随する、運用方法や訓練での無償指導

群馬ボートライセンススクール 講習実績

多野藤岡広域消防本部 2022年、講義1日×2回、訓練1日×2回を実施。(協定に基づく)
伊勢崎市消防本部  2022年、訓練1日×2回。(協定に基づく)
群馬県警察本部 警備部機動隊 船舶の効果的な公的運用 (2022年度 別紙参照)
群馬県消防学校 救助科 ボートレスキュー講義4時間 (2022年度 別紙参照)
群馬県消防学校 警防科 ボートレスキュー講義4時間 (2022年度 別紙参照)

主たる講師の紹介と実績

竹内徳和(紹介と実績はこちら)

消防機関の動力船のレスキューの現状

下記は「平成30年度 救助技術の高度化等検討会報告書 (消防庁国民保護・防災部参事官)」より引用。「近年、台風や局所的豪雨等による浸水被害が毎年のように発生している。平成30年7月に発生した豪雨災害では、多くの要救助者が孤立し、・・(省略)・・救助活動が実施された。(省略)しかしながら、動力ボートの運用に関して消防機関に向けた標準的なマニュアルは整備されておらず、知識・経験・技術が伴った操縦者の不足、日頃より船外機やボートのメンテナンスが十分に実施されていないためにエンジントラブルが多発していることなど、消防機関のボートレスキューは、効果的に実施されているとは言えない現状にある。

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