BROP講習(Boat Rescue Operation Professional 講習)

BROP講習のカリキュラム一覧
RB
ラフトボート
1stステージ
2stステージ
3stステージ
Step Up 流水域
Step Up 海上
各カリキュラムの詳細
正式版 簡易版 公的機関からの依頼
1stステージ 基本知識と考え方 2日:学科3~4h実技8~9h(3人定員) (事前学習等リモート?有り)1日:学科2h実技3~4h(3人定員) 学科3~4h(協定先消防本部・県消防学校・警察本部は無償)もしくは消防本部よりの依頼は相談可。
2stステージ 基本操船と基本救助 実技8h(協定先・消防本部・警察本部は無償)もしくは消防本部よりの依頼は相談可。もしくはその他の条件による。
3stステージ For Step Up(応用) 1st+2stを3年以内に正式版を受講した者 1日:学科1h実技5h(3人定員)
1st+2stの正式版受講が3年以上経過した者 2日:学科3~4h実技8~9h(3人定員)
Step Up 流水域 3stを3年以内に受講した者 未定
Step Up 海上 3stを3年以内に受講した者 未定
価格表
正式版 簡易版(set) 公的機関からの依頼
1stステージ 税込合計45000円(2日)1名から申込可能だが、2名以上で実施(3人定員) 税込合計25000円(1日)1名から申込可能だが、2名以上で実施(3人定員)(但し、簡易版から正式版のアップグレードは、税込合計25000円1日) 原則、無償。
2stステージ 原則、無償。
3stステージ 税込合計25000円(1日)1名から申込可能だが、2名以上で実施(3人定員)
3stステージ 税込合計50000円(2日)1名から申込可能だが、2名以上で実施(3人定員)
Step Up 流水域 未定(計画立案中)
Step Up 海上 未定(計画立案中)

群馬ボートライセンススクールの講義内容

この講習の対象は、①動力ボートの操縦者に対してだけではなく、②共に同乗する船舶操縦士の免許を持っていない隊員にも関係する内容です。
講習の内容は、❶遵守すべき法令➋船を運用する者(公務やレジャーで使用する者)の一般的運用方法と船舶の基本的常識❸公的運用をするプロ、の3つを軸として講習しています。

法令順守の章では、水上オートバイでしか着用できない救命胴衣でIRB(膨張式救命ボート)を運用しているなどの例を参考にどんな法令が適用になるかに触れています。

基本操船の章では、実際の操船時にどういうアクションが大事なのか(逆に一般のレジャーユーザーが見た時に、「えっ?」と思われる運用とはどういうものなのか)などから基本の操船の講義・場合によってはその後の実技講習をしています。

基本運航の章では、チームの運用の方法、動力ボートに乗船する隊員の個々の分担された任務、チーム連携、捜索と救助の章では、捜索の方法、要救助者への接近(アプローチ)から、キャッチ、ピックアップの方法、の講習を行っています。
応用編では、湖沼などの静水域での運用、河川などの流水域での運用について触れています。

群馬ボートライセンススクールの講習・実技訓練の協定

多野藤岡広域消防本部 無償資機材貸出の災害協定に付随する、運用方法や訓練での無償指導
伊勢崎市消防本部  無償資機材貸出の災害協定に付随する、運用方法や訓練での無償指導

群馬ボートライセンススクール 講習実績

多野藤岡広域消防本部 2022年、講義1日×2回、訓練1日×2回を実施。(協定に基づく)
伊勢崎市消防本部  2022年、訓練1日×2回。(協定に基づく)
群馬県警察本部 警備部機動隊 船舶の効果的な公的運用 (2022年度 別紙参照)
群馬県消防学校 救助科 ボートレスキュー講義4時間 (2022年度 別紙参照)
群馬県消防学校 警防科 ボートレスキュー講義4時間 (2022年度 別紙参照)

主たる講師の紹介と実績

竹内徳和(紹介と実績はこちら)

消防機関の動力船のレスキューの現状

下記は「平成30年度 救助技術の高度化等検討会報告書 (消防庁国民保護・防災部参事官)」より引用。「近年、台風や局所的豪雨等による浸水被害が毎年のように発生している。平成30年7月に発生した豪雨災害では、多くの要救助者が孤立し、・・(省略)・・救助活動が実施された。(省略)しかしながら、動力ボートの運用に関して消防機関に向けた標準的なマニュアルは整備されておらず、知識・経験・技術が伴った操縦者の不足、日頃より船外機やボートのメンテナンスが十分に実施されていないためにエンジントラブルが多発していることなど、消防機関のボートレスキューは、効果的に実施されているとは言えない現状にある。

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